FD3S ユーロテールの取り付け


ウチのFDは納車当時より右リアテールが結露し、洗車時に曇ったりする事がありました。

純正の新品をつけてるはずなのに何故だろう・・・と思い、ある時バラしてみたんですが、

なんと取り付け用のツメ近辺が割れてまして・・・そこからどうやら水が入っちゃってたみたいでした。

そもそもバラす事になった原因がテールの高さ半分くらいまで水が浸水しちゃって金魚でも飼えそうな状態になってたからなんですが(;・ω・)

 

流石にそれだけ浸水するとバルブも逝きまして。交換ついでにバラして洗浄・・・というか水を抜き、可能な限り乾かしたんですが、

テール自体を分解する事が出来なかった為、完全に水分は除去できませんでした。

 

そして先日。

またもやバルブが曇ってきました。球切れ寸前ですね・・・。

もういい加減バカらしくなってきたので、こうなったらテールごと換えてやる!と思い立つのでありました(・ω・)

 

後期純正を買い直そうかとも思ったんですが、中古でも平気で2万4千円とかする高価なパーツです。

そんじゃあいっその事気分一新、ユーロテールでもいれてやるかー!ってなわけでヤフオクで購入。

運が良いのか期間限定セールで左右新品セットで1万3千円でした。

むしろストップレンズが2つあるだけでまんまRX-8ぢゃないかと

コレが今回発注したユーロテール。RX-8のテールのパクりみたいな形してます(笑

デザイン的にはもう1種類あるんですが、コチラの方が俺的好みなので・・・

色もシルバークロームとかありましたが、シンプルにブラックモデルを選びました。

本当は更に分解して表面のレンズにスモーク吹いてブラックアウトさせようとも考えましたが、分解する気力が起きなかったので断念(笑

しかしこの社外ユーロテール。物の造りの悪さは有名だったりします。

コーキングしないと浸水するとか、各部チリが合わないとか・・・

まぁそんな事初めから分かってて買ってるので、今回はそれを視野に入れ、修正しながら装着する事にします。

クオリティヒクス('A`)

そして早速発見。

浸水防止なのか干渉防止なのか、純正にもついてた縁ゴムがユーロにも付いてましたが、マトモに形があってません。

Rがキツい個所なのに、明らかにRに合ってないゴム形状。ナメてんのかと思いました('A`)

しかしまだ形に合わない

とりあえずRを付け易いように切込みを深くします。

この部分はとりあえず放置。そして最重要事項、コーキングに入ります。

黒く塗られてるレンズ部内側と、メッキのままの本体内側の接合場所付近をひたすらコーキングします。

白はオススメしません。目立つし(笑

半透明のウネウネしてる物質がコーキング材です。むしろ風呂用バスコーク(透明)ですが( ゚Д゚)

シリコン系でくっつきやすく作業しやすいので中々オススメだったりします。手軽に入手できるのもポイント。

ただし剥がす時の事を考えてないので、再度ばらす事を考えてる方はブチルゴムなどを使った方がいいでしょう。

少しのスキマも許さない!( ゚Д゚)

このように全周をくまなく塗りたくっていきます。仕上がりはどうせ裏側で見えなくなるので気にしません

外周の接合部だけではなく、ストップランプ周辺も一体成形では無く接合部なのでコーキングしておきます

コーキング材コッテコテ盛り☆

大体こんな感じでOKでしょうか。

ココまでやるか!?ってな具合にコッテコテにコーキングしときました。仕上がりの美しさはお察しください(何

固定用のツメの土台や、あろうことかビスにまでもスキマを作るな!と言わんばかりにコーキングしてあります。やりすぎたかな?(笑

ちなみに左右コーキングした結果バスコークを2本使いましたそれでも途中で足りなくなって家に転がってた白色バスコークで代用したとかマジ秘密

むしろ純正からゴム移植すればよかったのか・・・?

そして問題の縁ゴムなんですが・・・

元々切り込みがあった7箇所の内6箇所切り込みを深くしたんですが、実際これでも反り返ってきます。

めんどくさいので端から3つ目の切り込み辺りで潔く切断してあげました。

 

後はコーキング材が乾くのを待つだけです。ココは焦らずに・・・

俺は仕事の都合で1日置きました。十分に乾いたら装着です(・ω・)ノ

愛が足りないと割れます

まずテールの内張りを剥がします。コレはビス3発で留まってるだけなので、緩めて内張りを抜くように取り去ります

内張りを剥がせばテール本体は3箇所のツメで固定されているだけなので、外側に向けて

愛を込めて掌底

で外します。

固定用のツメは車体側とテール本体のどちらからも外せるようになってます。

ツメを外す際に割らないよう注意!

外した部分です。3箇所の内、真ん中だけ車体側にツメが残りました。

テール側はコの字型の溝にツメが引っかかる感じで固定されてるので、そちらにピンが残る場合もあります。

ユーロテールにもこのツメは付属しているので、ペンチでコジるなどして車体側から全て外しておきます。

実はこの画像、既に作業終了後の画像だったりする

純正テールだけならココまでの作業で交換ができるんですが、ユーロテールのツメは横方向に逃げがありません。

と言う事は正面からツメに押し込むしか無いのですが、このままではハイマウントストップランプが邪魔してはめれません。

という事でコイツも外しちゃいます。まずは内張りから。

矢印4箇所のビスで止まっているので4箇所ともビスを外せば内張りは取り外せます。

コッチはちゃんと作業中(笑

するとハイマウント本体は4つのネジで固定されているので、後はコレを緩めるだけで取り外せます。

ちなみにストップランプへのカプラーがあるので、ハイマウントを完全に外してどこかに一時保管しておく、って場合には忘れず外しましょう

俺はめんどくさいのでカプラーそのままでトランク内にハイマウントを置いておきました。

 

ハイマウントを外し終えたらユーロテール装着です。

この際に気をつけるのが、配線の長さがギリギリなので、場合によっては被服を少し剥がす必要があるのと、

ユーロテールはウインカーが剥き出しになる為、純正バルブじゃ使用不可という点です。

オレンジ色のバルブを予め用意しておきましょう。オレンジバルブでFDの口金に合うタイプのバルブは数が少ない気がするので注意してください。

少なくとも近所のジェームスでは1種類しか置いてませんでした。

 

バルブを交換し終えたら、テール本体のツメを車体側の受けに合わせながら押し込みます。

テールの形とフェンダーの形が上手く合わない場合があるので気をつけてください。テールの個体差もあるでしょうけど・・・

呆れたクオリティです

とりあえず俺はステーの穴位置が合いませんでした。

左テールは内側を、右テールは外内両方の穴を広げて使えるようにしましたが、

今度は左テールのステーの高さが合いません。2mmくらいスキマができてる・・・('A`)

このまま装着してネジ締めるとステーがしなって折れそう(ステー自体樹脂が脆そう)なので補強しておきます。

俺は平ワッシャーを3枚ほど重ねてステーに挟み込んでおきました。コレでしならずに固定できそうです。

 

両側とも装着できたらハイマウントを戻し、完成です。

どのくらいチリのズレが出来たか見てみる事にします。

最後の最後までクオリティヒクス_| ̄|○

コレ右側。矢印と矢印の間が隙間になってます。

・・・結構ズレでかいような。車内への浸水が気になりますが防水ゴムとかあるし大丈夫でしょう・・・多分・・・

テール割れたかと思った

コッチ左側。

なんとスキマが有りません。

 

 

・・・むしろ干渉しちゃいました☆

 

 

トランク閉めたらバコンッ!ってステキな音が♪

えーーーっと、んーーー・・・・・・・・・・マズいよなコレ(´・ω・`)

トランク開けたらバコンッ!ってステキな音が♪

 

やっべぇ塗装一部ハゲた('A`)

 

ネジ位置でテールをずらせないので、テール本体を削ることにします。

荒めの紙ヤスリでひたすらゴッシゴシ☆

いいから削られとけコノヤローーーーーーーーーーーーー!!ヽ(`Д´)ノ

 

・・・とまぁそんな感じで加工終了。お疲れ様でした(n'∀')η

キラキラテールです☆

ポジション点灯+ウインカーはこんな感じです。

暗かったのでウインカーの色が濃いですが、実際はもっと黄色に近い感じです。

今回バルブも全部新品、赤くて輝度の高い物に換えたせいかストップランプがかなりキレイに光ります。

デザインがRX-8風な事もあり、FDの正当進化版テールとか思うのは俺だけでしょうか・・・(*´∀`)

 

これから社外ユーロを装着しようと考えてる方・・・

やりすぎ!と思わず予め対策を施してから装着するのがいいと思いますよ(・ω・)ノ


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